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執筆者の写真Yasuhiro Mastumoto

水曜日の夜は「発達」のZOOM三昧。



水曜日の夜は助産師の平山さんの、発達における『粗大運動と姿勢発達の繋がり』と作業療法士の森田さんの『「首がすわる」を深める1ヶ月』をオンラインで続けて受講しました。


平山さんの講座は助産師さんにも関わらず、神経学的な所見で見られていて面白かったです。それから、原始反射に頼らない見方についての序兆を語られました。とても新鮮でしたね。


森田さんは首座りの重要性を、基本となる反射の説明から分かりやすく教えて頂き、とても良い復習と新しい気づき、動く時に赤ちゃんの頭が傾く事により頸部に伸張反射が起き、それを繰り返す事により、程良い位置に頭部が制御されていくと言う首座りの考察が印象に残りました。


お二人とも「反射」と言うテーマに触れて興味深かったです。


「反射」と言う反応は、正常なら必ず同じ様な反応が再現される事を言います。一般の方は膝の下を打鍵機で叩かれて膝が伸びる(脚気の検査)などを受けたことがあるのではないでしょうか?これは膝蓋腱反射と言います。


正常なら必ず同じ様な反応が出るので信頼性が高いわけです。だから出てないと何かあるかな?となります。当院ではかなり反射を見ます。


因みに医学的に最も信頼性が低いのは何だか分かりますか?


それは皆さんの訴えです。笑 これはその人の主観や、その時の感情が入るため客観的に見れないのです!「患者さんの言うことは鵜呑みにするな。」が医療関係者の常識なんです。


だからと言って皆さんの訴えを聞いてない訳ではないですよ。しっかり聞いてますよ。それを考慮しながら体が教えてくれる客観的な身体所見をしっかり見ています。


体が教えてくれる反応と、皆さんの感覚のズレが大きい時はあまり良い状態とは言えないんですね〜。


そこもしっかり説明させて頂きます!


体の状態と自分の感覚がマッチする様にする事がベストです!

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